献血、ケータイ、アニメ、その他雑感。
読了:ボナンザVS勝負脳
2015年12月17日 (木) | 編集 |
ボナンザVS勝負脳

 その理由として、唯一考えられるのは、彼らはプロ棋士の指す将棋をコンピュータにさせることが目的であるのに対して、私はあくまでも「勝つ」ためには、その指し手はプロ棋士の常識をも覆さなければならない。間違い方に個性が出ると言ったが、その間違いが、ただの間違いではなく、プロ棋士には間違いだと思われるような人間の理解を超えた手であることが必要なのだ。
 ただ、ボナンザはまだその域に達していない。内心思っていたレベルにはまだいない。発展途上なのだ。ただいつの日か、それはボナンザという名前ではないかもしれないが、将棋の神様と呼ばれるコンピュータ将棋が生まれるものと私は信じている。(P.132)



ボナンザと渡辺竜王(当時)の対局は2007年。最近あった叡王戦第2戦での終盤における評価値に対して解説の棋士が右往左往しているのを見てしまうと、もうコンピュータの方が強いのは明白と感じてしまう。

本書の中で渡辺竜王は、コンピュータと棋士の対決においては、コンピュータが上の方なのは気持ち悪いので、その日をできるだけ遅らせたいと。また、将棋を伝統芸能のように守っていくのではなく、あくまで知的ゲームとしてとらえ、そのためにコンピュータと対峙していきたい、みたいなことを言っていたが、ここまで強くなってしまうとなかなか厳しいのではと思わざるを得ない。

羽生名人とポナンザが対決すれば、羽生名人は勝てるかもしれないが、羽生名人は衰えからのがれられない一方、ポナンザはバージョンアップで強くなる一方なのが悲しい。
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