献血、ケータイ、アニメ、その他雑感。
読了:イノセント・ゲリラの祝祭
2009年04月22日 (水) | 編集 |
20090422200344


「官僚には不動点や特異点は存在してはならない。特異点は取り替えが利きません。官僚の大いなる美点は、いつでもどこでも誰とでも相互互換ができること。システム運営する誰かが、取り替えの利かない存在に成り果てたら、その人と共にシステムが滅びる。だから我ら官僚は、顔のない、誰もが同じ造作の、無限増殖を繰り返す存在に徹しなければならないのです」



昨年の12月に予約を入れ、受け取れたのが先週の土曜日。長かった…。

受け取り可能のメールは3月末ぐらいに届いてたけど、別の本と勘違いしてすぐに取りに行かなかったら蔵書点検で受け取れるか微妙に…(せっかく取りに行って蔵書点検で閉まってたときはなんとも言えない気持ちに)。ちょっとあきらめの気持ちもあったが、無事受け取れて良かった。


楽しみにしていたこともあり、さくさく読み進めたが、読み終わった直後の感想は「これエンターテイメントじゃないよね」。

ミステリー色が皆無なのは仕方ないにしても、エーアイ(死亡時画像診断)に対する作者の思いが暴走している感がある。ほとんどの場面が会議というか話し合いだから、その印象が一層強いのかも。

とりあえず今作は新章開幕に当たりエーアイの現状や必要性を、官僚の自己保身や警察、司法との関係で見せつつ、新たなキーパーソン?の彦根と桧山シオンの紹介をしながら印象付けをさせたところかな。

こうして書いてみると意外に情報量多いな…。サクサク読めたから気にしてなかったけど。

あと極北市の話も出てきてるが、これは別巻「極北クレイマー」で描かれるのかな。姫宮も出てくるみたいだし、もしかしたら速水先生も? それに関わっている先生の名前を見ると、「ジーン・ワルツ」に出てきた事件みたい。時系列的に「ジーン・ワルツ」の前の話なのかな。これは読まないと。作者のワナにハマってる気がするが。

なんだかんだで楽しんだ「イノセント・ゲリラの祝祭」でした。


※後、本とは関係ないが、この4月から兵庫の多くの図書館で夜8時まで開いてるようになった。これは嬉しいお知らせ。
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック